開ける明ける漆黒の汁
厨二タイトルにしてもセンス壊滅過ぎる
さて皆さん、開明墨汁を書道の時間などで使ったことはあるでしょうか?
特に書道習ってる方(絞りこみ検索)
開明墨汁って書道の他にも漫画のインクとして売られているんですよね。画材屋に足を運ぶ人にとってはよく存じておる事でしょう。
そもそも漫画のインクは書道の墨汁と何ら変わらないしなんなら学生時代は学校で使っていた100均の墨汁を移して漫画ように使ったものです。懐かしい
しかし100均だろうとなんだろうと鮮度が低くなると描きにくくなる、書道は私個人ではもう最初から書きにくいんじゃ!
漫画の方はつけペンという万年筆いちいちインクつける版みたいなのあるんですよ
余談ですが最初つけペンを万年筆だと思って家にある使わなくなった万年筆をインクに漬けた記憶があります。描けなかった 描けるわけがなかった
そのつけペンにインクが乗らなくて全然線が引けなくなることが多い…
そこで専用のインクを買ったらまぁ高い高い(いろんな意味で)学生時代は高価なのでそれはもう大切に使ったんですけど畳にぶちまけること数回
しこたま怒られた。
それも学生時代まで働いて自分で使える金が入れば画材買いたい放題
しかしPC導入によるデジタル化により買ったはいいけど使わない日々 勤務先付近にある画材店の閉店にともない安売りされたスクリーントーンを50枚近く買うも現在まで使用していないなんとももったいない精神フルスロットル働いてしまう事に。
※また今後なにかに使おうと計画中
画材のなかには開明墨汁!色が濃くて消しゴムを描けても薄まらないと描き方本から評価の高いインクを買ってみたわけです。ワクワクしながら使いインクの濃さとペンごスイスイ進む感覚がたまらんのでした。
しかし、次の日…
ギャアアアアアアアアア錆びたあああああああ!!!
どうやら開明墨汁は手入れが他のインクよりお手入れに気を付けねばならない、さもなくばお前のつけペンは錆びるぞ。
他のインクはティッシュで拭けばソレでいいんですけど開明墨汁の場合は拭いた後に更に水で洗うしっかりインクを拭き取らなければならない!と
私の性格上このひと手間を欠かしてしまう!
でもなにも水ではなく更に強力な拭き取りアルコールウェットティッシュを使えばいいのです!
これならちゃちゃっと終わるし錆びることはありません。
しかし、最近のコロナによりアルコールウェットティッシュが店頭から消えては在庫が入りまた消える…
正直そこまで使わないし他に代用できないか…
そういえばこれ他の種類もあったな…
!!!
ありがとうマツキヨ、ありがとうウェットティッシュ。
ということで、ウェットティッシュの「ノンアルコール」と「ナチュラルウォーター」を開明墨汁の締めで拭いたらアルコールウェットティッシュと同じになるか実験!!
前座なげぇ
用意するもの
本日の主役、開明墨汁
ウェットティッシュー
犠牲となるペン先
ペン先差し込む軸
試し描きになる紙
今回は描くだけかいて放置していた「black_laboを漫画風にかいた一場面」を用意しました
デザインが違う?気にするな!
上下で使うペンと拭くティッシュをメモ書き
ちょっと眠たそうな字ね
上段ゼブラ丸ペンとノンアルコールウェットティッシュ
ノンアルコールとは書いてありますが除菌効果があるというのに何故かこっちは残ってる印象です。アルコールアレルギーの人向けの商品なんですかね
写真みにくいですが錆びるようなことはありませんでした。ノンアルコールということで例え手に傷があっても刺激になることはないでしょう
下段タチカワTソフト丸ペンとナチュラルウォーターウェットティッシュ
これと同じシル○ットのウェットティッシュがあるんですけどお出掛け用はともかく蓋つき大容量のやつは終盤水分吹き飛ぶんですよね、あまり使わないから。
こちらも錆びることなく使うことが出来ました!
それにしても軸が同じ会社なのに刺さりが甘いのはいかがなものか
結果
開明墨汁はお手入れが重要だがウェットティッシュで十分事足りる!大切なのはしっかり拭くこと、ウェットティッシュ適当に拭いたら拭ききれてないところは容赦なく錆びるので表裏側面ペン先はしっかり拭くように!!
おまけ
未開封のまま数年経過している証券用インクちゃん
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